市議会報告

令和3年3月

条例予算特別委員会(総会質疑)

「都心部における幹線道路の整備について」

本市の道路ネットワークの構築につきましては、これまで、都市計画決定を行い、計画的に整備が進められていると思いますが、都市計画決定から長い期間、着手されないままの路線も多くあり、沿線の方々は不安を抱えておられます。
用地の取得には、多額の費用が掛かる事は充分承知しておりますが、地権者の方々の気持ちも考慮して、事業を前に進めていただきたいと思います。
元気なまち、ポテンシャルの高い街と評価される本市の魅力や活力を維持し、持続的に発展させて行くためにも、「薬院舞鶴線」及び「天神通線」の南側延伸部について、一刻も早く事業に着手されますよう要望いたしました。

「自転車通行空間の整備と安全対策について」

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、通勤や通学の手段として自転車を利用している方が増えているようです。
自転車は、環境に優しく、また、健康増進につながる乗り物ではありますが、その利用にあたっては、安全に通行できる環境整備が必要と考えます。
その一方で自転車利用者のルールやマナー違反が大きな問題になっています。
もちろん、自転車は、配達だけでなく、通勤・通学を始め、サイクリングやシェアサイクルなど目的や利用方法も様々で、子供から高齢者まで幅広く一般に活用されています。
自転車通行空間の整備によって、道路を利用する全ての人が、安全で快適に通行するための環境整備を着実に進めるとともに、様々な機会を捉え、ターゲットに応じた自転車安全利用の取り組みを進めていただくよう要望いたしました。

「街路樹の整備と適正な維持管理について」

新たに整備する道路では、歩行者等の通行空間をきちんと確保した上で、街路樹を整備している。根上がりや伸び過ぎて交通の支障になっている枝などは、重大な事故につながる可能性があり、今後とも発見次第、あるいは通報があり次第、速やかな対応をお願いしたいと思います。
樹木診断は、街路樹が倒れたりといった大きな被害につながる事故を未然に防止しうる、大変重要な取り組みなので予算もしっかりと確保し、1年間に診断する街路樹の本数を増やして行っていただきたいと思います。
街路樹の整備にあたっては、地域の意見も考慮され、引き続き、地元のご要望を踏まえた整備をお願いしたいと要望いたしました。

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